社会的に立派な肩書きのある人、
超売れっ子の芸能人・・・。
こうした人たちの中には
地位や名誉、大勢のファンを捨ててまで
アヤシイ世界にどっぷりハマる人がいます。
「なぜ、あの人が・・・」
そんな疑問も性格タイプから考えると
カンタンに解くことができます。
スピリチュアルに強いのは内向直観INタイプ
スピリチュアル系の性格タイプは何?
と聞かれた場合、
もしユング心理学に答えるなら
内向(I)的な直観(N)が働くタイプでしょう。
「16の性格タイプ」的に言えば、
の4タイプです。
実を言えばこの4タイプの人たち、
現世を生きるのに何かと苦労しそう…
ということで、
以前、作成したのがこちらの記事。
ついつい精神が地上から乖離しがち…
ゆえにしっかり地面に足を付けて
生きていくためには
「お金の感覚」も必要ですよ!
という内容の記事でした。
スピリチュアル系ということで
もう1つ書いておくと、
上の4タイプの中で
INTJ(上手くいけば天才軍師)
は実はあまりスピリチュアル系とは
言えません。
割と現実派です。
それは思考(T)と判断(J)の
2つが入っているからです。
したがって本当に
「スピリチュアル系の素質あり」
と言えるのは
の3タイプ。
いわゆる「霊感が強い」とか、
「見えるんです!」とか言い出すのは
たいがいこの3タイプのいずれかです。
高価なツボを買ってしまうのは外向感覚ESタイプ
それでは内向直観INタイプと正反対の
外向感覚ESタイプはどうなんだ?
と思いませんか。
つまり、
の4タイプです。
結論から言えば、この4タイプには
スピリチュアル系の才能は
ほぼ・・・、いや、まったくありません。
皆無、と言っても過言ではないでしょう。
だからこそこの4タイプは
「今の日本社会で最も出世しやすい」
と見なされるのです。
この外向感覚ESの4タイプは
まさに現代の日本において
我が世の春を謳歌する勝ち組なのです。
スピリチュアルとか霊とか関係なく、
わが心身をマシーンに変えて
企業の利益追求のために
働くことができるのです。
しかしながら、ここに1つ、
意外な事実があります。
アヤシイ新興宗教に勧誘されて
何百万円だか何千万円だかのツボを
買ってしまう人って、
だいたいこの外向感覚ESタイプ
なんですよね。
『外向感覚ESタイプ』にはスピリチュアルの免疫がない
ここであらためて
内向直観INと外向感覚ESとの
違いについて書いておきましょう。
内向(I)と外向(E)、
そして直観(N)と感覚(S)とは
それぞれ正反対の性格傾向。
だから
内向直観INと外向感覚ESは
まったく正反対の性格タイプだ、
ということです。
それで先に内向直観INの人は
スピリチュアル系である、
と書きました。
これは言い換えれば
自身が「そっち方面」の人たちなので
いわば「免疫を持っている」状態です。
自分自身、
「何だか霊感がありそう・・・」
という自覚を持っています。
だから、そういう霊感などが
存在すること自体は信じています。
ところが自分以外の人が
「私って霊感あるんだよね」
なんて言ってきたら、
「本当かよ!?」
と疑う理性とセンスもなぜか持っているんですよね。
これを私は
「スピリチュアル免疫」と呼んでいます。
そして、この「免疫」が皆無なのが
外向感覚ESタイプだというわけです。
「センスがいい」ので外向感覚ESタイプは芸能人にも多い
外向(E)と言えば
「外に向けて発散するエネルギー」
と言い換えても間違いではないでしょう。
一方、感覚(S)とは物質的な感性やセンスのことです。
だから外向感覚ESタイプというのは
自分の感性によって、多くの人を
自分の周りに集める能力のことでもあります。
なので、芸能人にも多いタイプです。
しかし、よく思い出してください。
人気のある芸能人に限って、
新興宗教の広告塔になったり、
変な占い師の言いなりになったり・・・。
前世ではイタリアの貴族だったなどど
自慢していたり・・・。
いずれもたいがい
外向感覚ESの芸能人が多いのですが、
そもそも内向(I)のセンスも
直観(N)のセンスもゼロ、
スピリチュアルに対する免疫がない・・・
なので、
霊感商法などにはコロッと
ダマされてしまう傾向があります。
もし、皆さんの中で
「自分もそうかな・・・」という
心当たりがあるようなら
ぜひ、気をつけてくださいね。