変わり続けるナマケモノの心理学ブログ
『ナマケモノ心理学』ではユング心理学のタイプ論を中心に、主として心理学関係の記事を書いています。
特に人気の記事は「ナマケモノ性格診断」の性格テスト、そしてその分析結果をもとにした各性格タイプごとの解説です。
ここで読者の皆さんには1つ注意していただきたいことがあります。
当サイトでは各性格タイプをMBTIと同様に4個の英文字の組み合わせで呼んでいます。
(これを私は「MBTIふう」と呼んでいます)
だから読者によってはMBTIのサイトだと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかしこのサイトはMBTIではなく、あくまでも「ユング心理学のタイプ論」をベースにしていますので、誤解のないようにお願いします。
では、MBTIではないのに、なぜ「MBTIふう」の表現を使っているのかと言うと、これには理由が2つあります。
まず1つめの理由。
このサイトを書き始めたのは2014年です(当時はFC2ブログでした)。
当時、まだ日本ではほとんど知られていなかったMBTIの性格判定テストとその結果解説をそのサイトに載せていました。
そして、その基本構成は今でもこの『ナマケモノ心理学』に残っています。
ただ、私はもともとユング心理学を学んできた人間だったので、今ではこのサイトからMBTI色を消してユング心理学に回帰しようとしています。
ところが最初にMBTIの表現を採用してしまったため、その枠組みだけは残ってしまいました。
その結果、いまだに4つの英文字からなる「MBTIふう」のタイプ名を使用しているというわけです。
そして2つめの理由。
それは4つの英文字だけでタイプ名を表記できる簡便性です。
たとえば次のような性格タイプをユング的に簡潔に表記するにはどうすればいいでしょうか。
心理学的態度は外向的で、優越機能は思考、補助機能は感覚と直観だが、通常は感覚の方が直観より意識化されている性格タイプ
特に決まった表記の仕方はありませんが、例えば次のような表記だとユングを勉強していらっしゃる方には一応理解していただけると思います。
「外向的思考-感覚」タイプ
しかし「MBTIふう」に4つの英文字を使うと次のように表記できます。
ESTJ
いずれ私はこの「MBTIふう」の英語4文字表記はやめて、ユング心理学らしい表記に変更したいと考えています。
それまでの間はやむをえず「MBTIふう」の表記を使用することになるのですが、そのために読者の中には混乱してしまう方もおられるでしょう。
その点は私としても心苦しいところです。
さて、このサイトは今までもずいぶん変遷を重ねてきましたが、今後も少しずつ変わっていくでしょう。
最近では私自身のブログ論とか、またブログを始めたい人たちへのアドバイスなどについての記事も書いています。(→「内向型サバイバル」)
また、がんばって書いた割にはあまり読んでもらえないような記事は削除しています。
だから記事の総数はあまり増えないのですが、逆に言えば今残っている記事はたくさんの方に読まれている記事ばかりだと言えます。
そういう意味ではどこから読んで下さっても役立つ記事が多いと思います。
ナマケモノ