INタイプ、つまり内向直観タイプとは次の4つのタイプのことです。
- INTJ
- INTP
- INFJ
- INFP
一言で表現するなら「ヒラメキ不思議ちゃん」タイプ。
割と何かの才能を持っていたりするのに、現実への着地方法を知らないために人生で苦労しやすいのがこのタイプです。
そこで今回の記事では、同じくINタイプである私自身が自分の人生をよい方向に激変させることができた方法についてお話したいと思います。
その方法とは何か・・・。
先に答えを言うと、それは簿記を勉強することです。
「は? 簿記・・・」
驚いたでしょう?
なぜならINタイプのあなたは今まで一瞬たりとも簿記とか経理に興味をもったことなどないはずだから。
それに今後も簿記なんて自分には縁がない、と思っているだろうから。
でも、簿記にはあなたの人生をよい方向へ激変させるヒントがつまっています。
それどころか年収を2倍、3倍、いやいや10倍くらいにする方法も自然にわかってくるかもしれません。
「そんなバカな・・・」
と思う前に1分間だけ時間をください。
1分経ってこの記事を読み終わった時、おそらく簿記に対するあなたの気持ちは正反対・・・とまでは言わなくても、160~170度くらいは変わっているはずです。
INタイプは現実への着地点を見つけるのが苦手
INタイプとは次の4つです。
このタイプに当てはまる人たちは人生をヒラメキで生きる人たちです。
ところがヒラメキがどんなに素晴らしくても、それを実生活に着地させる方法がわからなければ人生では成功しません。
私自身がINタイプであり、過去にさんざん苦労したのでよくかわっています。
これだけアイデアが浮かぶのに、なぜ何をやっても失敗続きなのか・・・。
そうやって途方に暮れていた時、たまたま税理士の友人にピシャリと言われたんですね。
「なぜ、おまえの人生がうまくいかないか、理由はカンタンだよ」と。
あまりにストレートな言い方だったので私は「ムカッ」としました。
すると彼は私の気持ちを察したのか、それ以上は話を発展させませんでした。
でも一言、「簿記の勉強とかやってみるといいよ」って言ったんですね。
「は? 簿記・・・」
私はその時、心の中で「いらねえよ、そんなの・・・」と思ったのですが、その後も私の人生は相変わらず失敗続き。
でも、妙にその友人からのアドバイスがずっと心の中に引っかかっていたんですね。
それから約1年くらい経った時、私はふと「簿記でもやってみるか」という気持ちになり、その勉強を始めたのです。
それからでした。私の人生が変わりだしたのは!
簿記はリアルな世界とゲーム感覚で接点を作れる技術
案外、現実世界もゲームの世界と似ている
ゲームで敵と戦う場合って、まずそのゲームのルールを知り、その上で自分と相手の戦力を把握します。その上で戦略を立てますよね。
そういう順番でキチンとやっていけば、よほど強敵でない限り勝てます。
INタイプの皆さんはおそらく「リアルな世界もゲームみたいだったらいいなあ」と思っていませんか。
実をいうとリアルな世界での駆け引きもゲームと大して変わりません。
リアルな世界で成功している人というのはリアル世界のルールを知っている人たちです。
そして自分や他人の戦力を知り抜いている人たちです。
だからこそリアルな世界をゲームみたいに楽しむことができ、しかも勝者になることができるのです。
簿記はリアル世界の勝ち抜き方を教えてくれる
でも、あなたは疑問に思いませんか?
リアル世界のルールって何?
自分の戦力はともかくとして、他人の戦力をチェックするってどういうこと?
何かよい方法でもあるの?
はい、あります。
それが簿記なんですよ。
簿記とは「帳簿記録」の略なので、つまりは経理のことです。
たかだか経理と思うかもしれませんが、簿記を学べばお金のルールがわかります。
また、他人の戦力、つまりどれだけお金を持っていて、どのようにそれを使っているか、そしてそのくらい利益を得ているか、などをほぼ一瞬で見破ることができるようになります。
だから非常に有利な状況でこのリアル世界というゲームに参加することができるようになるのです。
だったら世の中の経理マンが全員大成功しているはずじゃないの?
なるほど・・・、しかし、もし簿記がリアル世界を勝ち抜くスキルなら、世の中の経理マン全員が大金持ちになっているっていうことじゃないの?
・・・そう思った方はなかなかスルドイ!
しかし世の中の経理マンと、簿記のスキルをもったINタイプとは全く違います。
経理を本業としている人たちはあなたのように豊かなヒラメキやインスピレーションを持っていないでしょう。
ところがあなたにはそのヒラメキがあります。
ただし、単にヒラメキだけでは役に立ちませんが、この世の中の仕組みがわかればそのヒラメキをカタチにすることができます。
その手段が簿記のスキルなのです。
インスピレーションと簿記。
性格的に両極端と言えるくらいに異なる2つの能力を持つことにより、あなたは自分の能力を数倍にすることができるようになるでしょう。
簿記を学ぶとリアル世界の舞台裏が見えてくる
簿記とはお金の流れを一瞬で見破るスキルとも言えます。
お金がどこからどこに向かって、どのくらい動いているか。
また、なぜそのお金はそういう動きをするのか。
簿記を学ぶとこうしたことが瞬時にわかるようになります。
こうしたお金の動きがわかると言うことは、ゲームで言えば敵から飛んでくる弾丸の軌道を目視できて、それを簡単によけることができるという意味でもあります。
詐欺に遭ったり悪いヤツらにだまされたりすることも絶対になくなります。
自分に不利な契約書にサインしてしまう危険性もなくなります。
一方でお金の流れがわかるため、どこにいればお金が入ってくるかがわかります。
つまりお金持ちになりやすいということでもあります。
これだけよいことがあるのに、簿記に背を向ける理由が何かあるでしょうか?
数ある資格の中で簿記資格ほどコスパのよい資格はない
私が簿記を勉強したのは約20年も前のことです。でも、最初から簿記をやったのではありません。
当時、焦っていた私は手っ取り早く結果を出そうとして、「経営分析」というものを勉強し始めたのです。
だけど経営分析って簿記のめちゃくちゃ応用編で、ハッキリ言って当時の私にはちんぷんかんぷんでした。
そこで税理士の友人の話を思い出し、簿記を基本から勉強しました。
その結果、典型的なINタイプだった私は自分自身を再教育できたと思っています。
当時のちょっとした努力があったからこそ今があると思っています。
さて、INタイプの皆さんが今から簿記の勉強を始めるなら、私のようにムダな遠回りをする必要はありません。
もっと効率的な勉強法があります。
皆さんは簿記資格というものを聞いたことはありますか?
これは日本社会では持っているだけでスゴく重宝される資格です。
にもかかわらず、税理士や弁護士資格ほど難関ではありません。
毎日1時間くらい、それを3か月あまり続ければ取得できる資格です。
▼簿記の試験概要や合格までの勉強時間、勉強方法などについては次の記事で詳しく解説しています。
私の場合、資格を取るという発想がなかったため、やたらめったに手当たり次第に参考書を読んでいったので、今にして思えばかなり時間をロスしたと思います。
しかし簿記の勉強をする場合、簿記の資格をとる、ということを目標におけば、たいへん効率的にそのスキルをマスターできます。
しかも、やはり資格を持っていれば将来何かと役に立ちます。
世の中に○○資格なんて腐るほどありますが、最もコスパがよくて役に立つ資格が簿記の資格だと思います。