性格タイプ

外向 or 内向?は印象がスムーズか?ぎこちないか?で見分ける

心理学で言う

外向(E)キャラと内向(I)キャラ。

これは性格の「明るさ、暗さ」とは

まったく関係がありません。

 

この2つのタイプの決定的な違いは

情報処理の仕方にあります。

 

その結果、何をやるにしても

片方はスムーズな印象を与え、

他方は何となく“ぎこちない”印象

周囲に与えることになります。

 

今回の記事ではこの

外向(E)内向(I)とを判別する

最重要ポイントを説明します。

 

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ネット民は外向(E)と内向(I)の違いを超カン違いしている

 

ユングの性格タイプの分類法には

次の3つの軸があります。

 

外向(E)タイプか内向(I)タイプか?

直感(N)タイプか感覚(S)タイプか?

思考(T)タイプか感情(F)タイプか?

 

ちなみに上の3つのユングのタイプ分けに判断(J)タイプか知覚(P)タイプかという独自の指標を加えたのがMBTIです。

 

上の3つの軸の中で最重要は

外向(E)内向(I)か?

ということです。

 

しかし、ネット上の書き込みとかを

読んでいると、

めっちゃくちゃ誤解されています!

たとえばこんなふうに↓

外向(E)は「ネアカ」「陽キャラ」?

内向(I)は「ネクラ」「陰キャラ」?

これ、ぜ~んぜん違います!!

 

こんなふうに解釈していたら

本家のユングが泣いちゃうよっ!

 

 

そこで今回は外向(E)内向(I)

ちゃんとした判別法を教授します。

そしてネット民たちのカン違いを正します。

 

外向(E)内向(I)についての基本的な説明はこちら↓

内向と外向
外向と内向 ― 興味や関心の向かう方向このページは『性格理解の基本』からの続きになっています。 自分の天職は何だろうかと考える場合、まず自分自身がどんな人間なのかを...

 

 

外界からの刺激や情報の受け止め方が違う

 

人はいろんな情報や刺激を

自分の中にインプットしながら

生きています。

 

でも、

その情報や刺激を受け止める深さは

外向(E)内向(I)とでまったく違います。

それに、

受け止め方もぜんぜん違います。

 

下の図を見てください。

左側は外向(E)、右側は内向(I)

それぞれのタイプの人を

図で表しました。

 

外向(E)と内向(I)

 

円の中が「その人の心や頭の中」です。

 

円の外は周りの環境や社会、

職場、友人、ネット情報など・・・

つまり自分以外のすべての世界です。

 

 

まず、外向(E)タイプの説明をしましょう。

 

外向(E)タイプの人の場合、

1つ1つの情報に対して

あまり深く考えたり、

悩んだりしません。

 

外向(E)は何事も常に心や頭の表面近くで

すばやく処理して、即座に外に返します。

 

図の中で

①の情報のやりとりが終わったら

すぐに次の②のやりとりへ。

②が終わったら、すぐに③へ。

③が終わったら④へ・・・・・・。

 

①→②→③→④→⑤→⑥→⑦→⑧・・・

 

こんなふうに数多くの情報処理を

さほど深く考えることもなく、

さっさと処理していけます。

まるで流れるように・・・。

 

だから何をするにしても

外向(E)の人にはスムーズ感があります。

 

外向(E)と内向(I)

 

ところがっ

対する内向(I)タイプはまったく正反対です。

 

内向(I)タイプの人の場合、

情報や刺激を受け取るたびに

毎回それを心の奥深くまで導き入れる。

 

それが心の中をしばらくの間、

びゅんびゅん飛び回るのです。

 

まるで受け取った情報が

自分の中で乱反射しているみたい!!

 

こうして外からの情報や刺激が

自分の中で何十回、何百回も

乱反射していく。

 

そのうちどんどん密度が濃くなっていく。

そしてやっと外に出力されます(右図)。

 

外向(E)と内向(I)

 

外向(E)タイプの人は

①から⑧までのことを

スムーズにこなしていく。

 

内向(I)タイプの人は

1つ1つの処理に時間がかかるので

1つの答えを出すのにも労力がいる。

 

そのかわり内向(I)の人は、

外向(E)の人以上に

物事を深く考える傾向があります。

 

ただし、

心の中での乱反射の時間が長すぎると、

「コイツ、いったい何考えてんだ?」

って思われることも・・・。

 

そこが内向(I)タイプの人の

「わかりにくさ」の原因だったりします。

 

 

一般的に、

外向(E)タイプの人は

何事も軽く受け流します。

 

しかし逆に、

内向(I)タイプの人は

何でもかんでも重たく受け取ります。

 

この違いは今説明したように

情報処理の工程の違いから

来ているんですね。

 

 

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外向(E)はスムーズで、内向(I)はどこか“ぎこちない”印象

 

たとえば1分間に8個のことをやるとします。

外向(E)と内向(I)

外向(E)の人は

どれも表面的に処理していくので、

全体的に動きがスムーズ。

「要領がいい」とも言えますね。

 

内向(I)の人が同じように

1分間で8個のことをやるとなると、

本人的にはちょっと大変。

 

1つ1つ、自分の深いところまで

持ち込んで、それを自分の中で

乱反射させる。濃縮していく。

そしてその結果を出力する。

 

これを1分間に8回やるとなると

連続性がなくて、

なんだかロボットが大急ぎで

仕事をやっているみたいで

ぎこちない・・・。

 

 

ごくカンタンな事務作業とか、

ちょっと自己紹介をするだけでも、

内向(I)の人がやるとぎこちない。

それは1回1回の工程が深いので

全体的に流れないからなんだよね。

 

 

外向(E)の人って、

何をやらせても要領よく見える。

 

しかし、内向(I)タイプの人は

何をやっても、どこか“ぎこちない”。

 

それは今説明したような理由が

あるからです。

 

 

内向(I)タイプのぎこちなさは

たとえば声とか歩き方、

手の動かし方、表情の作り方などに

よく出ます。

 

慣れないうちは見破るのは

難しいと思います。

 

でも、観察力が付いてくると、

一瞬でわかるようになります。

 

 

「ぎこちなさ」は内向(I)を見分ける1つのポイント

 

たとえば以前、

ケーススタディで取りあげた

「ひろゆきさん」の場合。

どんな質問を受けても

スムーズに返していく。

これが外向(E)タイプのパターン。

(ただし深くはないんだけど・・・)

 

同じく

ケーススタディで取りあげた

「菅総理」の場合。

見るからに「ぎこちない」でしょ。

話し方も、表情も・・・。

また、テレビ番組で紹介を受けて

「ガースーです」

と場違いなジョークで失笑を買ったり・・・。

ああいう「ぎこちなさ」は

まさに内向(I)タイプです。

 

人を見る時、

「スムーズか?」「ぎこちないか?」

という視点を持っておくと、

外向(E)内向(I)を見分けやすいです。

これは1つのポイントです。

 

性格の明るさ、暗さは関係ありません。

カン違い、わかっていただけましたか?

 

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