HSP

HSPはケンカは苦手ですが、人生は誰よりも豊かです

HSPという生き方

 

全人口の5人に1人はHSPだと

言われています。

なんとかして克服しようと、

もがいている方も多いでしょう。

でも、HSPは克服するものではなく、

受け入れるものです。

そんなのムリ!

と思うかもしれません。

でもトシをとれば

自然に受け入れられるようになります。

今回はその理由をお伝えします。

 

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申し遅れましたが、私はHSPです

 

おかげさまで、最近このブログを読んでくださる方が増えてきたようです。

そこで私自身のことについても少しばかりネタにしてみようかと思いました。

 

私自身にキャッチフレーズを付けるとすると、

HSPを引きずるアラフィフ

と言ったところでしょうか。

 

このHSPという言葉、今やすっかり有名になりましたね。

Highly Sensitive Person

(ハイリー・センシティブ・パーソン)

 

略してHSPですね。

 

日本語にするとどうなるのかな・・・。

高感受性人間?

とにかく感受性がめちゃくちゃ強くて敏感な人という意味です。

 

この言葉、私が子供の頃にはまだありませんでした。

いつ頃からかこの言葉が出てきて、そして自分以外にも同族の人間がたくさんいるんだと知った時にはかなり安心しましたね。

 

子供の頃から私は感受性が鋭くて、まわりの人が何かで動揺していたとすると、その動揺が自分自身の動揺となってドキドキしてしまう・・・なんてところがありました。

 

子供の時分から精神的にもけっこうツラい思いをしていたものですから、その解決方法を求めて大学では心理学を専攻しました。

 

実際には大学の授業はまったく何の役にも立ちませんでしたけど!!

 

 

「ハイリー」どころか「ハイパー」センシティブ

 

HSPという言葉が知られるようになったのは2000年になってからのこと。

おそらくエレイン・アーロンという人がHSPの本を書いてからだと思います。

 

でも日本で多くの人に知られるようになったのは、せいぜいここ10年くらいだと思います。

私は最初、このHSPを

Hyper-Sensitive Person

ハイパー・センシティブ・パーソン)

つまり「超」敏感人間の略だと思っていました。

 

その後、ハイリー・センシティブ・パーソンと知ってからも、

「いや、自分の場合はハイリーどころじゃない、ハイパーだ!」

と思い込んでいます。

 

 

ともあれ、こういう言葉が生まれる、そしてその言葉の存在を知る、というのは1つの救いになります。

それまで得体の知れない「何か」にずっと悩まされてきたのに、その正体がわかったのですから。

 

HSPの人って、全人口の20%いる、という話ですね。

考えてみれば昔は(私も含めて)5人に1人が「得体の知れない何か」に心の中で悩んでいました。

 

しかし現在、たとえば10代の人だってネットをひらけば

「あなたはHSPかもしれません」

とあって、

「ああ、そうなんだ!」

と納得できてしまったりできる時代です。

 

本当にいい時代になったものです。

 

 

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HSPはケンカが苦手

 

HSPの特徴の1つに

ケンカが苦手

というのがあります。

 

特に「出会いがしら」のケンカなど、突発的なケンカが大の苦手です。

 

これはどういうことがというと、例えばの話。

道で誰かとぶつかったとします。

すると相手がむっとして

「このヤロウ、気をつけろ!」

とか言って来たとします。

 

その時、いきなり方向転換してぶつかって来たのは相手の方だとわかっていても、とっさに言い返せなくて黙ってしまう・・・。

それがHSPの人です。

 

なぜかというと、まず「ぶつかられた」という物理的衝撃で頭が混乱してしまう。

それでも状況を整理しようとして気を取り直している最中なのに、相手が一方的に文句を言ってきて、さらに混乱してしまう。

それで言い返したいのはやまやまなんだけど、ズバリ言い返すと相手が気分を悪くするのじゃないか・・・と心配になってしまい、結局、何も言えない・・・。

 

一瞬の間に頭の中ではこれだけの大騒動が起きているのだけど、もはや脳ミソのキャパが一杯になってしまって機能不全に陥っている感じなんですね。

 

 

HSPにとってのケンカとは核戦争みたいなもの

 

HSPで非常に損なのは、相手を攻撃した時、その相手が受ける痛みを自分の痛みとして感じてしまう、ということです。

 

こんなことを言ってしまうと、相手は傷つくだろうな・・・。

殴ると相手は痛がるだろうな・・・。

なんだか可哀想だな、気の毒だな・・・。

 

そんなことを思っているうちに相手の方が容赦なく攻撃をしてくる。

 

相手を攻撃しても、

相手から攻撃を受けても、

自分が感じる痛みは同じ。

 

でも相手を攻撃してしまうと、

後で「お前は悪いやつだ」と自分自身を責めることになってしまう。

それが一番ツラい。

だからここはガマンすることにしよう・・・。

 

そうやってボロボロにされた後で、結局、何もできなかった自分自身に対して自己嫌悪感がわいてくる、ということになります。

 

 

HSPの人っていうのは「ほどよいケンカ」というのができません。

ネコでさえ甘噛みができるのに、人間のHSPにはそれが難しい。

 

だから、もしHSPの人が本気でケンカをするとなると、これは核戦争みたいな「最終戦争」に陥る危険性があります。

 

「死なばもろとも」

っていう言葉がありますよね。

つまり、相手も自分も傷つくけれど、もう、これしか方法はない。

相手を道連れにして火の中に飛び込むしかない!

それがHSPの人のケンカです。

 

当然、相手は痛手を受けるけど、自分自身も破滅する・・・。

実際、普段おとなしいHSPが激怒するわけですから、そこで人間関係が終わってしまうことがあります。

もし職場で怒りを大爆発させると、そこに居づらくなることもあるでしょう。

 

そういうこともあって、まあ、なかなか生きづらい人生となりますかね。

 

 

いずれ「あきらめる」ことで自分を受け入れられる

 

HSPは病気ではないので、治療法というものはありません。

いわば個性そのものなんですね。

「変えようがない」ってやつです。

 

HSPについての書籍はたくさん出版されています。

HSPの人たちは皆、自分の問題の解決法を求めてそれらの本を読みます。

でも、「何すればよいのか?」についての答えがあまり書かれていない。

 

いや、書きようがない、と言った方がいいのでしょうか・・・。

それでガッカリしたり、「何だ、この本は!」と文句を言う人もいらっしゃるでしょう。

 

 

でも、一応、HSPとして半世紀も生きてきた人間として、日々、私自身がしみじみ感じていることがあります。

今回はそれをご紹介したいと思います。

 

まず、1つめ。

HSPの人間というのはあなたが想像している以上にたくさんいます。

あなたのすぐ周りにもいることでしょう。

ただ、HSPの人ってわかりにくいんですよね。

 

HSPって、本来は敏感なのだから気遣いが細やかな人だと思われがちです。

しかし実際には心の中の処理速度がゆっくりしているため、すぐにショートしてしまうんですよね。

だから、本来は空気を読みすぎるHSPなのに、逆に空気が読めない人間に見えたりします。

そういう人って、あなたの周りにいませんか?

 

鈍感なやつ・・・って見えても、実はあなたと同じくHSPかもしれません。

そしてその人もまた、同じように苦しんでいるかもしれませんね。

 

そう考えれば、ツラい思いをしている人はけっこうたくさんいそうです。

「自分だけじゃないんだ」

という安心感につながりませんか。

 

 

次に2つめ。

HSPというのはトシを取ったからといって軽減するものではありません。

そりゃあ、多少は自分の扱い方に慣れてはきます。

でも、たとえば「ケンカが苦手」みたいなところはトシ取ってからも変わりません。

 

でも、トシをとって変わること、それは

あきらめることができる

ということなんです。

 

これね、若いうちは無理です。

あきらめたくないですね、ゼッタイ!

そういうもんだと思います。

 

でも、年齢を重ねるうちに「自分の弱みをあきらめる」ことが自然にできるようになるんです。

それで、別に損したような気持ちにもならない。

ただ、あれこれを「あきらめる」ことで

自分自身をそのまま受け入れられるようになるのです。

 

これって、不思議です。

若いうちにはわからなかったことです。

 

「あきらめる」って、漢字で書くと「諦める」となります。

仏教かなんかでは「諦念(ていねん)」なんて言いますけど、これって「道理を悟る」みたいな意味だそうです。

あきらめる力。

これはもしかしたら人間が最終的に獲得する能力なのかもしれません。

 

その「あきらめのポジション」に立って今までを振り返ってみると、HSPだったからこそ豊かな人生を送れたのではないか・・・と思えることもたくさん見つかるんですね。

 

ただしこういう思い、たぶん20代とか30代とかじゃ絶対に想像できません。

でも、私からは

「まあ、楽しみにしていてください!」

とだけは言っておきたいと思います

 

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