HSP

空気読みすぎHSP、空気読めない発達障害

HSPと発達障害

 

HSPの人の中には

「ひょっとして自分は発達障害?」

と悩んでいる方がいるかもしれません。

 

うんうん、わかるわかる・・・

なぜなら私自身、自分は発達障害?

と思って精神科の門を叩いたことがあったから。

 

結局、私は発達障害ではありませんでした。

でもなぜこんな疑問が出てくるのでしょう?

 

それがわかるとHSPの人の心の負担がかなり軽くなるかもしれません。

 

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似ているようで全然違うHSPと発達障害

 

HSPの人、発達障害の人、今、いずれも増えているそうです。

そしてどちらも生きづらさの問題を抱えています。

 

そういう意味では似ていますが、両者は根本的に違います。

 

HSPは気質の問題だとされています。

簡単に言えば、

「そういう性格で生まれてきた」

という話。

 

一方、発達障害も先天的なものですが

こちらは

「神経ニューロンの不具合が原因」

とされています。

 

専門家によっては

「脳の機能不全が原因である」

という言い方をする人もいます。

 

その結果、決定的な相違点が生じます。

それは次のようなこと。

 

HSPの人は他人の心を読みすぎてしまう。

発達障害の人は他人の心が読めない

 

この2人がもし同じ職場にいると傷つくのはたいがいHSPでしょう。

 

なにしろ発達障害の人が何の気なしに「ズバッ」と言ってきたことを、HSPの人はくよくよと気にするから。

 

 

昔、私がいた職場にアスペルガーの女性がいました。

彼女は他人の心が読めない人ですが、仕事だけはよくできました。

当時、私も勉強不足だったのでその女性がアスペルガーとは気づきませんでした。

でも、今考えるとその女性は明らかにアスペルガーです。

 

で、ある日、その女性が私に向かって

「あなた、発達障害でしょ!」

と言って来たんですね。

 

私はすでに医者から

「あなたは発達障害ではありません」

と言われていたにもかかわらず、心が大きく動揺しました。

 

そして、さっそく

「そ、そうかもしれない・・・」

と悩み始めました。

 

これって、危ないです。

こういう状況を回避するためにも、HSPの人は自分をちゃんと理解しておく必要がありますね。

 

 

HSPと発達障害はともに落ち着きがない?

 

発達障害の人って、案外、行動的な人が多いと思います。

全員がそうではありませんが、よく言えば恐いもの知らず。

 

そして神経機能の問題もありますが、常に動いている感じがします。

それが他人の目には「落ち着きのない人」に見えたりします。

 

 

一方、HSPの人なんですが、こちらも落ち着きがない人に感じられる場合がよくあります。

 

ただし発達障害の人の落ち着きなさとはかなり違うんですね。

 

発達障害の人の場合、手足、身体を物理的によく動かしている。

まさに文字通り、落ち着きがない。

 

 

ところがHSPの場合、よく観察すると、むしろ動いていない。

これはHSPの人ならわかるはずです。

HSPの人って疲れやすい体質です。

だからあまり動きたくないのです。

 

でも、なんだかソワソワしている。

それには理由がある。

周りのいろんなことが気になって

「あれもしなきゃ、これもしなきゃ・・・」

そうやって心の中が大嵐になっている。

その揺れ動く心中が表面に現れてしまう。

 

それを周囲の人は

「なんだかソワソワしていて、落ち着きのない人だなあ」

という印象でとらえてしまうわけです。

 

 

昔、私がアスペルガーの女性に

「あなた、発達障害でしょ!」

と言われた時、私は

「なぜ、そう思うのですか?」

と尋ねました。

すると彼女は

「なんだか落ち着きがないから」

と答えたのです。

 

「そうか、オレは落ち着きないんだ」

と、しばし悩んだのですけど、

今から考えるとまったく逆でした。

 

むしろ私はいろいろ考えすぎて、逆に脳ミソがフリーズしてしまっていました。

同時に、身体もフリーズしていました。

 

でも、フリーズしながらソワソワ感だけは発散していた。

それが落ち着きのなさにみえたのでしょう。

 

 

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HSPの人は発達障害に感染する場合がある

 

HSPの人って、モノマネが上手だと言われています。

実際、私も人のモノマネが得意です。

 

あっ、もちろんシャイな性格なので宴会芸とかはやりませんよ。

 

ただ、仲のよい人と話している際、

「あの人がこういうことを言っていた」

なんて話をしながら、その人の口まねをしてしまう。

 

するとたいがい、

「モノマネ上手だね~」

と言われる。

 

それでこの件について調べたところ、面白いことがわかりました。

 

人間の脳の仲には『ミラーニューロン』という神経があるそうです。

 

直訳すると『鏡の神経』。

これは例えば赤ちゃんが周囲の大人をマネしながら言葉なんかを覚える際、さかんに機能する神経だそうです。

いわば「学習のための神経」。

 

一方、HSPの人は「繊細さん」というだけあって、共感能力がありすぎる。

この「共感能力ありすぎ」の原因の1つに、ミラーニューロンの過剰発達があるそうです。

 

だから、モノマネがうまい。

 

・・・だけならよいのですが、困ったことがあります。

 

それは他人の症状とかまで無意識にマネしてしまうところ。

 

特にどういうわけか、発達障害の人の影響を受けやすい。

だから本当はHSPなのに、「発達障害がうつる」みたいな状況に陥っている人もいるようです。

 

それでさらに私のように

「あなた、発達障害でしょ!」

なんて言われたら、もう致命的。

 

でも、だからこそ、HSPの人は「こういうワナにかかりがちな自分の性格」をちゃんと理解しておく必要があるのです。

そのためにも情報収集は大切。

 

そういう積み重ねによって、ちょっとずつですが生きるのがラクになっていくような気がします。

 

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