天職を見つける

天職は服にたとえるなら上着というより下着に近い

そもそも天職って何だろうと考えてみても、明確な答えが出ません。
天職について語っている人は多いのですが、誰の意見を聞いても「ああ、確かにそういうことは言えそうだ」と思うだけで、天職が何なのかは依然として謎です。

だから自分の天職に巡り会いたいと思ったとしても、その天職自体の定義があいまいなので見つけ方も難しい。
それこそ「宇宙の果てはどうなってんの?」と同じくらい、人類にとっては永遠の謎。それが天職であり、「天職を見つける」ということなのかもしれません。

しかし巷には「今の自分の仕事は天職だ」という人は時々います。
そういう人は「どうやってその仕事を見つけたのですか?」と聞かれると、皆、たいがい同じことを言います。
「たまたまこの仕事に就いただけだよ」と。

自分は天職に就いていると言う人で、「この仕事は子供の頃からの憧れでした」とか、「努力の末に勝ち取った仕事です」という人は(ゼロではないかもしれないけれど)ほとんど聞いたことがありません。
このことからわかるのは、天職というのは「憧れて就く仕事ではない」ということです。

また、天職に就いている人って、その職業と本人の間にまったく距離感がなく、ぴったりフィットしているという印象がありますよね。
本人もその仕事をすることがあまりに自然過ぎて、まったく気負いがない。まるで普通に息をしている感じです。

服にたとえるなら下着のようなもの。自分の皮膚感覚になじみ過ぎていて、着ている感覚さえない。
だからがんばったり苦労する必要もないし、人に見せて誇ることもない。
いや、正確に言えば、人から見るとがんばっているように見えたり、誇らしげに見えたとしても、本人的には全然そんな覚えはない、と言うことでしょう。

この記事群ではこうした天職について、思ったこと感じたことをいろいろ書いています。あなたの天職探しに参考になるかどうかは不明です。
でもおそらく「期待し過ぎた先に天職はない」というのと同じで、期待し過ぎた記事に天職のヒントは見つからないでしょう。
ここの記事を読んでいただく場合はくれぐれも期待しないようにお願いします。