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当サイト『性格タイプ別 天職の見つけ方』をリニューアルした理由

当サイトをほぼ7年ぶりにリニューアルした理由を書いてみました。
また、性格診断テストの正しい受け方についても少し触れています。
「各サイトのMBTIテストを受けるたびに結果が違う!」
という方はぜひ読んでみてください。

 

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約7年ぶりのサイトリニューアル

 

昨日、16通りある性格タイプの解説をようやく一通り書き直し終わりました。ただしこれで完成というわけではなく、今後も時々手直しを加えながら少しでも良質の記事にしていくつもりです。

 

当サイトは2014年の春頃に作った旧サイト『性格タイプ別 天職の探し方・天職との出会い方』のリニューアル版です。

こちらが旧サイトです。ご覧になりたい方はどうぞ!
(広告などはすべて外しております)
☞ 性格タイプ別 天職の探し方・天職との出会い方

 

私が上述の旧サイトを作った当時、国内でMBTIを扱ったサイトというのは日本MBTI協会のホームページ以外にはわずか2サイトしかありませんでした。
それも私の記憶だと、すでに絶版になっていたMBTI関連の翻訳書の中の一部のページを丸写ししただけのサイトだったと思います。

私自身はもともとユング心理学を勉強していて、それをもとにしたサイトを作ってみたいと思っていました。ところがユングだと性格を8タイプまでしか分類することができません。
それはそれで十分に有益でおもしろいのですが、ただ類似のサイトが他にもあったため、私はMBTIを使ったサイトを作ってみようと思ったのでした。
MBTIならユングの性格分類8タイプにさらに「判断(J)型か知覚(P)型」という観点を取り入れ、16個の性格分類を作ることができたからです。

そこで私は3か月ほどかけて前述の旧サイトを作ったというわけです。

 

私は自分のサイトを作るにあたり、基本的にはユング心理学をベースにして、分類法としてはMBTIの16タイプの形式をお借りする、というカタチをとることにしました。
ただ、一般の人が気軽に読めて、しかも読んでおもしろく感じてくれるサイトにしようと思ったので、各タイプの解説は心理学的な内容は省いて「読みもの」的な軽めの文章にしました。

 

作った後、ずっと放置してしまった旧サイト

 

私が作ったサイトは制作直後からかなり反響があって多くの人が読みに訪れてくれました。ネット上のいろんな掲示板や個人のブログで私のサイトが紹介され、話題になっていたことも私は知っています。
私は旧サイトに自分のプロフィール等はいっさい載せていなかったので、「いったい誰がこのサイトを作ったのだろう?」と疑問に思った人もいたようです。

 

一方、私はもともとが飽きっぽい性格でもあるので、サイトが完成した後、ほとんど記事を更新することもなく放っておきました。
すると私がその旧サイトを作った半年後くらいからでしょうか、似たようなサイトがたくさん出てきました。また、昔に出版され、もう誰にも読まれなくなっていたようなMBTI関係の翻訳本の新装版が急に出版されたり、あるいはYouTubeでMBTIを扱う動画が次から次へと出てきたりと、ここ数年、MBTIの知名度はすっかり高くなってしまいました。

私が旧サイトを作った2014年春頃はネットで検索してもMBTIに関する日本語サイトはほとんどなく、大部分が英語で書かれた海外のサイトばかりでしたので、当時を思い返すと時代の移り変わりの早さにただ驚くばかりです。

 

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サイトリニューアルの理由

 

それで今回、なぜサイトをリニューアルしようと思ったかというと、それは「もう少しちゃんとしたサイトを作りたかったから」というのが理由です。

MBTIを利用した性格診断のサイトを読んでみると、どのサイトのタイプ説明もすべて軽めの「読みもの」的になっていて、心理学的な解説がまったくありません。
その結果、読んでも「よくわからない」「自分が果たしてこのタイプに当てはまっているのかどうか確信が持てない」といった解説になっているものが多いのです。

実際、私自身がそれらのサイトに掲載されている質問にしたがって自分のタイプを割り出そうとしても不正確な結果ばかりが出てきてしまいます。また、当然のことながらサイトごとに違う結果が出てきます。

実を言えば、質問の仕方が変わると結果も変わる、というのはある意味仕方のないことです。
むしろ質問に答えていくだけで個人の性格がわかるわけなどないのです。

では、どうすればよいかというと、人間が持っている性格というものの根本的な仕組みを知ることが一番で、それをもとに自分自身を考え直してみるという行動が大切なのです。
その「性格というモノの根本的な仕組み」を伝えることができるサイトを私は新しく作りたいと思いました。

 

よく考えごとをするから思考(T)タイプとは限らない

 

ちょっと例をあげてみましょうか。ネット上の性格テストを自分でやってみて、次のような疑問が出てくることはありませんか。

「私はいつも考えごとで頭の中がいっぱいです。だから基本、思考(T)タイプだと思うのですが、最近、ドラマとかを観ていると感情移入してすぐ泣いてしまうんですよ。ということは感情(F)タイプでもあるように思うのですが、いったいどちらが正解なんでしょう?」

これだけ読んでも突っ込みどころがいくつかあります。
まず、「いつも考えごとをしている」から思考(T)タイプと即断するのが間違っています。それだとまるで感情(F)タイプの人が「ものを考えない人間」のように聞こえます。実はそれが間違った知識です。

思考(T)タイプの人も感情(F)タイプの人も毎日何かしら考えています。人間ですから…。

でも、ここで問題なのは「どういうふうに考えているのか」ということです。
哲学者カントのように論理的に何かを解決するために系統立てて考えているのか、それとも「とりとめのないこと」を次から次へと考えているだけなのか…。たとえば次のような感じです。

「さっきすれ違ったやつ、どこかで見た顔だけど誰だったっけ…うーん、思い出せないけど、芸能人で言えば○○みたいな顔だったよな。そういえば高校時代にその○○に似ていると言われていた●●は今何してるんだろう、去年、街でばったり会った時は失業中だと言ってたけど、もう就職できたんだろうか…。まあ、今は不景気だし仕事を探すのも大変だろうな。自分だって来年はどうなっているかわからないし…。あ、そう言えば…」

このようにどうでもいいことを次から次へと考えている人は確かに頭の中は考えごとでいっぱいですが、それをもって思考(T)タイプとは必ずしも言えないのです。

また、「ドラマを観ていて感情移入して泣く」から感情(F)タイプだとするのも短絡的です。思考(T)タイプの人だって感動的なドラマを観て泣く人はたくさんいます。
思考(T)感情(F)かというのは実はそういうところで判断するわけではありません。

 

性格テストにYES/NOで答えただけではタイプはわからない

 

もう1つ例をあげます。ある人物が次のように言ったとします。

「いつも正論ばかり言う人って、僕は苦手なんだよね」

さて、このセリフだけから考えて、この人物は思考(T)感情(F)のどちらの可能性が高いと思いますか。

ここで大切なことはこの人物の

「正論ばかり言う人=苦手なタイプ」

という発言内容そのものではありません。
なぜ、そう結論づけたのか、その時の心の動きを知ることが大切なのです。

そこで、この人物に「なぜ、苦手なのですか?」と聞いて見ましょう。そして例えば次のような答えが返ってきたとします。

正論って何だか屁理屈に聞こえるし、それを聞いていてもただ気分が悪くなったり疲れたりするだけでしょう?だから正論ばかり言う人と一緒にいるのって嫌なんです。

もし、こんな答えが返ってきたとしたら、この人物は感情(F)タイプの可能性が高いかもしれません。
なぜなら人の屁理屈を聞くことと疲れることとの間に合理的な説明のつく因果関係は存在せず、そのかわり、本人の感情的な価値観が働いて「正論ばかり言う人は苦手」という結論が出てきた形跡があるからです。

ところがもし次のような理由だったとしたらどうでしょうか。

正論というのは文字通り正しい論理という意味ですが、そもそも正しいか正しくないかはその人の立場によって変わるはずです。
だから自分にとって正しくても、他人にとっては正しくない場合もあります。それに気づかず自分の立場から出た論理を一方的に正しいと信じこみ、また、その価値観が他の人にも当てはまるという前提でモノを言うような人は頭が固い証拠です。
そういう人と会話をかわしても建設的な意見交換はできません。だから率直に言って嫌なんですが、それでは言い方がストレートすぎるので「苦手」だと言ったのです。

このように筋道立てて、いかなる因果関係で「苦手」という言葉を使ったかを論理的に説明したなら、この人物は思考(T)タイプの可能性があります。

だから、もし性格テストで「正論だけを言う人は苦手ですか」という質問に「はい」か「いいえ」の2択で答える問題があったとしても、その質問からは「何もわからない」ということです。

 

性格テストでタイプの「当たり」を付けることは可能

 

ただ、性格テストをやってみることで、「だいたいこのタイプなのかな…」という「当たり」だけなら付けることは可能です。そしてその後、心理学的な観点から自分で「こっちのタイプだろうか?あっちのタイプだろうか?」と考えてみるのです。
その結果、たとえはっきりとしたことはわからなくても、自分の性格について深く考えるきっかけができれば「それはそれで十分に収穫があった」とも言えるのです。
性格診断のテストを受ける意味というのは実はここにあります。

しかし、そうした心理学的な観点からの解説が十分になされているサイトが残念ながらあまりありません。もちろん、自分の旧サイトにもそうした記述はあまり多くありません。
だから軽い「読みもの」的な解説はやめて、心理学的な解説へと全面的に書き換えたのが当サイトです。

 

このリニューアルしたサイトでは記事を小まめに更新していくつもりです。
(正直言って、前回はちょっと放置しすぎました。反省!)
今後はMBTIだけでなく、他の性格診断法も取り入れ、より充実した内容にしていきたいと考えています。

サイトの趣旨はあくまでも「天職の見つけ方」です。これは私自身のライフワークでもあり、また多くの人にとって重要なテーマでもあります。
人間って、生まれて、生きて、そして最終的には死にますよね。…であるなら、自分はいったい何のために生まれてきたのか、ということを誰もが知りたいと思っているはずです。
自分の天職を考えるというのはその一環だと思っています。

それでは、今回はここまで!

 

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